【最新版】2020年6月掲載情報を更新。

先進医療とは

先進医療という言葉は聞いたことがあっても、内容について詳しく知らない人は多いのではないでしょうか。

それは先進医療が受けられる医療機関が限られていることや、治療費が高額なことが多く、あまり身近な治療法ではないからかもしれません。

今回は先進医療で実際に行われている治療法や費用などについてわかりやすく解説していきます。

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先進医療とは、どのような医療?

先進医療とは、厚生労働大臣から承認を受けている高度な医療技術を用いた治療のことを指します。

安全性・有効性が認められていますが、検証段階の治療でもあります。

そのため、先進医療を行っている病院は多くはありません。

厚生労働省で定められた基準を全てクリアした医療機関が、先進医療を実施する許可を与えられています。

先進医療は、保険診療の対象外となるため、治療を受けた場合の費用(技術料)は全額自己負担になります。

必ずしも将来的に保険診療の対象になるとは限らず、厚生労働大臣から承認を受けていたとしても、ある時期では外れる可能性もあります。

実施件数が多い陽子線治療とは

先進医療の技術数はおよそ80種類ありますが、その中でも圧倒的に実施件数が多いのが「陽子線治療」になります。

陽子線治療とは、がんの治療に対して用いられる技術になります。

がんの治療法には主に「手術療法」「化学療法」「放射線療法」の3つがあります。

陽子線治療は、放射線療法の一種で身体へのダメージを最小限に押さえられる治療法です。

周辺の正常な細胞にもダメージを与えることなく、放射線の繊細なコントロールが可能になり、がん細胞のみをピンポイントに照射・破壊することができます。

身体への負担を極力抑えられることで、より注目されている治療法なのです。

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先進医療にかかる費用

先進医療に必要な費用(技術料)は、全額自己負担になります。

費用は、技術や医療機関によって数千円〜数百万円と大きく異なります。

例えば、陽子線治療では、およそ290万円(※令和元年10月以降)の費用がかかるため、かなりの高額になってきます。

但し、診察・検査・投薬・注射・入院料などの一般治療と共通する部分に関しては、保険診療の対象となるため、高額療養費制度が適応になります。

先進医療特約とは

通常の医療保険に先進医療は含まれていないため、特約になります。

「特約」とは、オプションで付けることのできる保険のことを指します。

医療保険にプラスをして先進医療特約に加入しておけば、先進医療を利用したときでも保障を受けることができます。

先進医療特約に加入時に厚生労働大臣に認可されている治療が保障範囲になりますが、加入時点で認可されていない治療は保障範囲の対象外となるため、注意が必要です。

先進医療の特約を付けたとして通常の保険に加えて毎月約100円前後の負担で済むことが多くなります。※価格は異なりますので保険会社に確認ください。

「がん」などの治療に備えるために民間の医療保険に加入するなら、契約内容などをよく確認した上で先進医療特約は付けておきたいところです。

先進医療を受ける可能性はゼロではない

先進医療は、厚生労働大臣の正式な認可を与えられた治療であり、実施される医療機関は限られていることがわかりました。

日本では、2人に1人が「がん」になると言われている日本では、先進医療を受ける可能性は誰しもが捨てきれません。

先進医療について知っておくことは、今後の治療選択の手助けになるかもしれません。

この記事の筆者は総合病院において勤務経験を持つ、看護師「まいさん」による記事です。何かのご参考になれば幸いです。
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